第10号オキナグサ
| 学名 | Pulsatilla cernua |
|---|---|
| 和名 | 翁草 |
| 科名・属名 | キンポウゲ科オキナグサ属 |
| 花言葉 | 何も求めない、背信の愛、告げられぬ恋、清純な心、華麗 |
| 特性 | 多年草 |
| 生息地 | 山地草原や林縁の草地 |
| 花期 | 4月~5月 |
葉っぱもお花もとっても可愛い「おじいちゃん」!?
芽ぶき出しから可愛らしいオキナグサ。全体に白く細かい毛をまとって育ちます。花が咲くころは10センチほど、花が終わって白い綿毛がつく頃は30センチほどまで茎が伸びます。この姿もとても可愛らしいです。
名前の由来は、この綿毛姿がまるで翁(オキナ、お爺さんを意味する言葉)の白髪頭のように見えるためです。紫葉園で働いているおばあちゃん達は、小さい頃に、秋にできるこの綿毛のような種をまるめて遊んだそうです。
紫葉園では大きく分けて山オキナグサと西洋オキナグサを扱っています。どちらもとても可愛らしいく、お勧めのお花ですが、山オキナグサは花を下向きにしっとりと咲かせ、西洋オキナグサは花を元気に上向きに咲かせます。

毒のおかげで繁殖してきました
オキナグサには全草に毒があります。これを本能的に知っているのか、牛や馬はオキナグサを食べません。そのため、牧草地などではよくオキナグサを見ることができるそうです。牧草地の適度な日当たりと水はけの良さが、オキナグサにはとても住み心地が良いのでしょうね。
昔は民家の近くにもたくさん自生していたそうですが、最近では草刈りをしなくなったのと、除草剤を使うようになったため、激減している植物の1種です。
汁液にふれるとかぶれることがあるため、取り扱いには十分注意してください。
増やす時は種からじっくりと
オキナグサは株わけではなく実生から育てるのが一般的です。といっても、種の寿命が短く、保存しておくことが出来ないため、種を採取したらすぐまきましょう。そうすることで発芽率も良くなります。約2年で開花株まで成長します。
風通しの良い、日当たりを好みますが、暑さは苦手です。夏は半日陰になる場所が理想的です。
水は土が乾いたらたっぷり与えますが、加湿や蒸れには弱いので注意しましょう。
庭植えか、鉢植えの場合は深い大きめの鉢で育てるのがお勧めです。
オキナグサは多年草ですが、ひとつの株の寿命はあまり長くありません。長く楽しみたい方は、毎年種をまいて増やしましょう。密集して育つ植物ではありませんから迫力はあまりないかもしれませんが、オキナグサの小さな花は、きっとあなたの心をいやしてくれるはずです。
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