第7号ミズバショウ
| 学名 | Lysichiton camtschatcense |
|---|---|
| 和名 | 水芭蕉 |
| 科名・属名 | サトイモ科ミズバショウ属 |
| 花言葉 | 美しい思い出、変わらぬ美しさ |
| 特性 | 多年草 |
| 生息地 | 山地の湿原や林下の湿地 |
| 花期 | 4~5月 |
春の山野草として人気のお花!
春の陽気が感じられるようになる頃に、この花は優雅な姿を現します。まだ冷たい雪解けの水が流れるせせらぎに群生する姿は圧巻であり、また冬の終わりを告げる便りにも等しく、人の心を穏やかにしてくれます。
そのようなミズバショウの姿を、皆さんもテレビなどでご覧になったことがあるのではないでしょうか。

白い花びらに見える部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、葉が変化したものです。実際の花は仏炎苞にくるまれた円柱状の部分で、とても小さな花がここにたくさん付いています。
種は水に浮くようにできていて、緩やかな雪解け水の流れに乗って生息地を広げてゆきます。のんびりゆったり水の旅をする種なんて、なんだか優雅ですね。
ミズバショウの群生地は各地にありますが、その中でも尾瀬がとても有名です。尾瀬では6月頃に花の見ごろを迎えるため、ミズバショウは夏の花として有名ですが、これは尾瀬の標高が高く、雪解けが遅いため。低地で咲く場合は4~5月頃がピークで、実は春の植物なのです。
紫葉園の近くでは、春に道路の両側をずっと見ていると、湿地帯一面にミズバショウの群生を見ることがたびたびあります。観光名所などでなくても、条件が合う場所に行けばミズバショウに会うことができます。群生地のポイントは木漏れ日がさす湿地帯です。

育てるときは葉っぱに要注意!
ミズバショウは花が終わった後、葉が生えてくるのですが、これが高さ約80センチ、幅は約30センチととても大きいです。名前の由来も、この葉が「芭蕉」に似ていて、水辺に生えるためつけられました。
この葉にはシュウ酸カルシウムが含まれていて、肌に付くとかゆみや水ぶくれを起こすことがあるので、取り扱いにはゴム手袋をつけるなどして、十分注意してください。花は手のひらを一回り大きくした程度ですが、庭に植える場合は葉のスペースも考えて植えましょう。
ミズバショウはとにかく寒いのが大好きなので、夏は風通しのよい日陰に、冬は屋外で育ててください。鉢植えで育てる場合は、鉢底を水に浸し、土が常時湿った状態にします。地植えの場合は、風通しのよい湿った場所を選びましょう。
根が長く、170センチほどにも伸びるため、鉢は深いものを選びましょう。ミズバショウの根はとてもデリケートなので、植え替えの際は切らないように要注意。途中で切れてしまうと、根元までだめになってしまうことがあります。
川の近くや田圃などは、ミズバショウが育つのに良い条件が揃っています。もし、使っていない半日陰の田圃があったら、種をまいてみるのもいいかもしれません。その際は、必ず種が土の下になるようにして下さいね。種の発芽率は高めなので、思った以上にたくさんの芽が出てくるかも…?
ミズバショウを大事に育てると…?
ミズバショウの群生地ではしばしば、普通のミズバショウよりも大きな葉をつける個体が現れるそうです。1メートル以上にもなるその姿に、「オバケミズバショウ」なんて呼び名がつけられるほど。
なぜこんなに大きくなるのかはよく分かっていないようですが、元々ミズバショウの寿命は数十年もあるといわれており、十分に育ったミズバショウは大きな葉をつける傾向があるそうです。
ミズバショウを育てるのはちょっと難しいですが、その分だけ花が咲いた時の喜びはひとしお。たくさんの愛情で育てれば、あなたのミズバショウももしかしたらびっくりするほど大きくなるかも…?
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