第9号シラネアオイ
| 学名 | Glaucidium palmatum |
|---|---|
| 和名 | 白根葵 |
| 科名・属名 | シラネアオイ科シラネアオイ属 |
| 花言葉 | 完全な美 |
| 特性 | 多年草 |
| 生息地 | 湿地 |
| 花期 | 5月~7月 |
山野草の女王!
まるで園芸品種のように大きく、美しい花を咲かせるシラネアオイ。山野草でここまで大きいサイズの花を咲かせる品種は珍しく、また、その人気の高さから「山野草の女王」と呼ばれています。
昔はキンポウゲ科に分類されていましたが、現在はシラネアオイ科シラネアオイ属、一属一種の日本固有植物になっています。
全体の高さは20~50センチほど。花のサイズは5~10センチほどで、茎の先端に1輪だけ花が咲きます。通常は薄紫色ですが、まれに白花もあります。白花は珍しいといわれていますが、北海道ではたくさん自生している場所があるそうです。
冬になると地上部が枯れ、休眠期に入り、春になると新芽を出します。

可憐で華やかな出で立ちから、多くの山野草ファンに愛されているシラネアオイですが、花びらに見える部分は、実はガクだということをご存知でしたか?シラネアオイには花びらが無く、4枚のガクがおしべとめしべを守っているのです。この美しい花が、実はそんな仕組みになっているなんて、ちょっとびっくりですね。
名前の由来は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ていることからつけられました。「ハルフヨウ(春芙蓉)」、「ヤマフヨウ(山芙蓉)」という別名もありますが、これらも花がフヨウという植物に似ているためつけられた名称です。
夏場の管理が勝負!
シラネアオイは暑さにとても弱い植物なので、暑さ対策がとても重要になってきます。特に夏場の管理が翌年の開花に影響するので、夏は正念場と言えるでしょう。
一年を通して、直射日光と風は避けるようにしてください。地植えの場合は、たとえ植えた場所が涼しくても、吹き込んだ熱風で葉が傷むことがあるので気をつけましょう。
鉢植えの場合は、なるべく大きめの鉢を選んでください。鉢内の温度変化を少なくすることができます。
寒い地域では地植え、暖かい地域では鉢植えで育てる方が、夏超しがうまくいくでしょう。
鉢がいっぱいになったら植え替えをすべきですが、あまり頻繁にやるのはお勧めしません。3~5年に一度ぐらいを目安に、秋の涼しくなった時期にやるのが理想的です。
湿地に生える植物なので、土が乾いたら水をたっぷり与えてください。特に春に新芽が出てから開花までは、いつもよりやや多めに水をあげましょう。
紫葉園でも毎年売り切れる人気の花です。育てるのはちょっと難しいですが、美しい大輪の花をぜひ一度、ご覧になってください。
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