[気になる話題・第1回]
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母から嫁ぐ娘へ贈られた、嫁入り植物?
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科 名:マメ科 |
|---|---|
| 和名:アメリカホドイモ | |
| 学名:Apios americna | |
| 英名:groundnut potato bean | |
| 多年草 |
アメリカ伝来の栄養食
アピオスは、明治初期にアメリカ大陸より伝わったといわれています。
ホドイモとも呼ばれ、青森県では、妊娠・出産後の女性の栄養補給のために重宝されていました。ですから母親が、嫁いでいく娘に「庭に植えるように」と持たせてやったこともあったそうです。
アメリカ大陸ではインディアンが戦闘の前に食べていたという逸話があるぐらいですから、いわんや女の戦い(妊娠・出産)でも、といったところでしょうか。
アピオスは栄養価が高いばかりか、耐寒性も高いため、必要な時に掘り起こせば、いつでも食べられるという便利さ。これも、アピオスが青森県のお嫁さんたちの力強い味方になった理由の一つに違い有りません。
楽しみ方、一石三鳥
そんな勇ましいアピオスですが、その花は驚くほど綺麗。まるで紫の蝶が集まって舞っているようです。幻想的なアピオスの姿は、その濃厚な香りと共に、懸命に育てたあなたをうっとりとさせてしまうでしょう。
花より団子。
花よりも地中に出来る芋の方が大切!というあなたは、こんなアドバイス。
開花前に花を切り落とすことで、養分が芋へと集中します。この結果、少し大きめの芋が出来上がりやすくなりますよ。
でも、開花直後まで花を切り落とすのを待つのも手です。
そのアピオスの花を乾燥させれば、アピオス茶を楽しむこともできるからです。味に青臭さを感じるという方は、乾燥後に炒るとよいですよ。青臭さはほぼ消えて、ほどよい飲みやすさになります。
家事を終えた午後や、晴れた休日の朝。少し疲れて帰宅した時や、嬉しい気持ちでいっぱいな時。お気に入りの音楽CDと、最近買った本を用意してください。アピオス茶が一層おいしくなるはずです。
エネルギー満点、芋を食べて元気になるのも良し。
特別なひと時を求めて、お茶を楽しむのも良し。
舞う蝶のような、ファンタジックな花を愛でるのも良し。
今回は、勇ましくて優しい、それでいて美しいアピオスの特集でした。
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