[紫葉社長のイチ押し・第3回]
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春の訪れを告げる可憐な花。春早々に花を咲かせる福寿草の生命力はどこから…?
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科名:キンポウゲ科 |
|---|---|
| 和名:福寿草 | |
| 別名:元日草 | |
| 学名:Adonis ramosa Franch | |
| 英名:Far East Amur adonis | |
| 多年草 |

スプリングエフェメラル
春早々に花を咲かせる福寿草。可憐で健気なこの花の姿を見るたびに、「この小さな体のどこにそんな力が秘められているのだろう。」と不思議に思いませんか?それは、福寿草が、スプリングエフェメラルと呼ばれるタイプの植物だからなのです。
さて、スプリングエフェメラル(spring ephemeral)とは。「春のはかなきもの」とでも訳せるでしょうか。春先に花を咲かせ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす草花の仲間をこのように呼んでいます。これらの植物には、夏までの間に光合成を行って、地下の栄養貯蔵器官や種子に栄養を蓄えるという性質があります。その後、葉が枯れると、地中の地下茎や球根の姿で過ごし、じっくりと力を蓄えているのです。
スプリングエフェメラルと呼ばれる植物に共通しているのは、
・小柄である
・地下茎や球根を持っている
・華やかな色彩を持っている
ということです。
福寿草もまた然り。福寿草の小柄さと雪を押しのけるような生命力とのギャップが、魅力をより引き立てているのかもしれません。


命の秘密は地下茎
スプリングエフェメラルの仲間たちは地下茎や球根を持っているという共通点がありますが、福寿草もまたゴボウのようにまっすぐで太い根を多数持っています。この根にしっかりと栄養を蓄えているから、春一番に美しい花を咲かせることができるのです。
この根は、美しい花を咲かせる力を持つ以外に、人間にも意外な効果をもたらします。強心作用、利尿作用があり、民間薬として使われることがあるようです。ところが、有効な作用がある一方で毒性もまた強く、素人による利用は死に至るケースもあるので注意が必要です。これは、フクジュソウ自身が、春先元気に花を咲かせるための「自己防御」や「自然の摂理」なのでしょうか。自然とは、よく出来ているものです。
芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えることがありますので、山林に芽を出した福寿草の芽には注意しましょう。


我が家の庭に、真っ先に春を呼ぼう
フクジュソウは古典園芸植物でもあります。古典園芸植物とは、江戸時代に育種・改良され、発展してきた植物のことです。これらの植物の仲間にセンリョウ・マンリョウなどお金をイメージさせる植物がありますが、フクジュソウもまた、金を生む樹「金生樹」と呼ばれ高価で取引されたこともありました。それならば、この不況時代にはもってこい(?)なのではないでしょうか。
それはさておき、やはり我が家には明るい春を呼びたいものです。
フクジュソウは、花そのものは大きくありません。さほど広いスペースがなくても育成可能です。ただし、地下茎が発達できるよう庭に植えるか、鉢植えならば「深い」鉢を用意した方がよいでしょう。
フクジュソウが花咲く季節はもうすぐです。
購入できます。購入サイトで情報をご確認ください。
(タイミングにより売り切れの可能性がございます)





